徳島県高校生の防災意識をアップデート!「避難訓練2.0」を軸にした、新しい災害対策
NPO法人 減災教育普及協会は、このたび徳島県教育委員会の依頼を受け、県内高校生を対象にした防災交流イベントの講師を務めます。このイベントでは、協会が開発に協力した地震体験マット「YURETA」や地震の減災紙芝居「がたぐら」を活用し、実践的な減災教育を実施します。これを通じて、参加する高校生の防災意識の向上と、より効果的な避難行動の習得を目指します。
イベントの詳細
令和6(2024)年度 高校生防災クラブ交流イベント
日時: 令和6年12月22日(日)午前10時から午後3時まで
場所: 東部防災館(おきのすインドアパーク)徳島市東沖洲1丁目8
内容:
- 講義:NPO法人減災教育普及協会 理事長 江夏 猛史氏による「YURETA」体験と防災に関する講義
- 生徒間交流:各校の防災クラブ活動発表や意見交換
NPO法人減災教育普及協会について
NPO法人減災教育普及協会は、災害を予見し、危険を回避できる人づくりをミッションとして活動しております。特に、子どもたちへの減災教育に力を入れており、徳島県内では、2024年3月から2025年1月の間に、減災セミナーおよびイベントを合わせて72件開催し、約4,000名の方々に事前対策の重要性を伝えてきました。
実績(予定を含む) (2024年3月から2025年1月) セミナー21件 約700名 こどもユレタキャラバン(PRイベント含む) 51件 約3300名
徳島県との連携
2024年8月25日、同協会は徳島県知事を表敬訪問し、県内の防災教育の現状と課題について意見交換を行いました。県知事は、同協会の活動に深く共感し、県民の安全向上に向けて積極的に減災教育を推進していくことを表明されました。この度の意見交換が契機となり、同協会の代表は、県が主催する防災イベントの講師に招かれることになりました。
「避難訓練2.0」とは
「避難訓練2.0」とは、従来の画一的な避難訓練を見直し、より実践的な訓練へと進化させたものです。従来の訓練は、決められた手順をただ早くこなすことを重視し、結果的に形骸化しがちでした。これでは、実際の災害時に自分で判断し行動する力(自助力)が養えません。「避難訓練2.0」は、実際の被害を想定し、状況に応じた正しい判断と行動を促すことを目指します。リスクアセスメントに基づき、参加者は主体的に考え、行動する力を身につけることができます。つまり、訓練で得た知識や経験を、いざという時に活かすことができるようになるのです。
徳島県とNPO法人が連携し、高校生に実践的な減災教育を推進!PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000145929.html