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進化する「安全」への対策

避難訓練と聞いて、何をイメージしますか。
※ここでは地震避難訓練を例に解説します。

たぶん、机の下に潜り込む、あるいはダンゴムシのように丸くなる、整列して学校の校庭に逃げ出す。そんな光景を思い出すのではないでしょうか。

良くも悪くも世代をまたいで共有できるイメージです。それだけ、避難訓練が変わっていないということなのかもしれません。大勢で共有できるから良い、というわけではありません。耐震構造も、被害想定も、時の流れとともに変わっているのに、避難訓練は同じままです。

地域ごとに異なる街の特性、地形、地盤など様々な要因があるのに、同じままで良いのでしょうか。

本当にそれで自分たちの身を守れるのでしょうか。マニュアルにない災害には対応できないかもしれません。そんな危機感から「避難訓練2.0」は生まれました。

 

被害から始めよう。それが「避難訓練2.0」の基本となる考え方です。地域や建物が変われば、被害想定も変わり、同じ行動で上手く対処しきれないからです。具体的な被害を考えることで、自分の体に合ったサイズの服を選ぶように、自分たちの生活に合わせた避難訓練の形が見えてきます。

 

STEP.1
公の被害想定

その第一歩は、国や自治体が公表している被害想定を調べることから始まります。

STEP.2
事前対策

事前対策は、自宅や職場の耐震構造、耐震対策がなされているのかを確認する。棚を固定したり、被害想定に合わせた量の物資を備蓄するなどのハードウェア対策と、マニュアル作成やルール化などのソフトウェア対策、教育や訓練など人づくりをするヒューマンウェア対策があり、それぞれが公の想定にあっているか見積もる必要があります。

STEP.3
被害のシミュレーション

公の想定を基にして、自分たちがどれだけの被害を受けるのかを見積もります。どんな程度のケガや建物への被害を許容できるかを判断するステップでもあります。

STEP.4
避難訓練
 

シミュレーションを基に許容できない被害があった場合、行動によって被害を回避できるかテストします。

STEP.5
事前対策の見直し

避難訓練を通じて検証した結果を受け、事前対策の見直しを図り、改善策を考えます。

以上のサイクルを実践して、被害を許容できる範囲に抑えられた時に、初めて「安全」と言えます。

 

高知市若草幼稚園で訓練を実施。子どもたち自ら危険を探すことを教える。保育者が指示できない場合もあるからだ。被害は想定外から起こる

訓練を通じて育みたいのは、自分自身で判断する力。地震が発生したからと言って、条件反射で下を向いて丸まっていては、次の行動が遅れてしまいます。眼前で起きる変化をしっかりと見極め、とるべき行動を見極めるのです。

「防災」という言葉のように、災害による被害をすべて防ぐことはできません。それは、過去の歴史が物語っています。私たちにできるのは、災害は起きる、そして被害は発生しうる。その前提のもとに、いかに被害を最小限に留めるかということです。

NPO法人減災教育普及協会では、設立から今日まで日本全国の保育施設、教育施設、企業などが取り組む様々な防災の実態を見てきました。そしてその多くの実績から「避難訓練2.0」の発想は生まれました。「避難訓練2.0」は単なる新しい訓練ではなく、皆さんの防災・減災を大きく進化させるアイデアです。
進化とは変わり続けること。

時代、場所、自分の置かれている状況に応じた危機管理能力を身につけることが、変わり続ける現在に対応する方法です。バージョンアップし続ける「避難訓練2.0」とともに、自分自身で選んだ道をともに歩きましょう。

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