地震に強いこどもを育てる、参加型「地域減災教育」プログラム
「こどもユレタキャラバン」は、地震の揺れ体験と危険から身を守る学習を通して、子どもたちの安全向上と自立を促し、それを支える地域社会の未来をつくるプロジェクトです。
地震を想定した揺れ体験から、危険を直感的に理解し、避難行動を身につけることができます。
このプログラムは、保育園・幼稚園・小学校へ無償で提供され、地域企業や各団体が活動を支えます。
地震はいつ発生するかわかりません。だからこそ、事前に自分の命を自分で守る教育が必要です。「こどもユレタキャラバン」は、地域の未来である子どもたちの「生きる力」を育むプロジェクトです。
私たちの目標
日本全国1,435※万人のこどもたちに無償で「こどもユレタキャラバン」を提供します!
※総務省統計局 統計トピックス No.137 我が国のこどもの数(2023年4月1日時点)
「こどもユレタキャラバン(KYC)」
学びのプロセス
1.危ないを知る
場所によって被害は変わります。公的な想定や、建物の対策状況などを把握できる、危険予測力を身につけます。
2.揺れの体験
災害で想定されている被害に合わせた「ゆれ体験」によって、ゆれの中でも危険を見つけること、動けることがわかる、危険回避力を身につけます
3.誰かに教える
自らが学んだ気づきを、身近な人と共有したり発信することで、学びが深まり、共助の文化が醸成されます。
どこでもゆれ体験マット「YURETA(ユレタ)」の使い方
Step2の「揺れの体験」は、「YURETA(ユレタ)」を使用します。
どこでも地震体験マット「YURETA(ユレタ)」は、いつでも、どこでも、だれとでも、地震の揺れ体験ができるマットです。
地震の危険はその場所ごとに異なります。激しいゆれの中でも危険を見つけ、対応できることを、ゆれ体験を通して学びます。また、誰でも簡単で安全にゆらすことのできる設計になっているので、指導者は安心して訓練を実施できます。
体験内容や使用方法は動画をご覧ください。
「こどもユレタキャラバン(KYC)」実装イメージ
「こどもユレタキャラバン」は開催場所の環境に応じたバリエーションがあり、様々にカスタマイズ可能です。
詳しい実装イメージは、最新の活動報告をご覧ください。
「こどもユレタキャラバン(KYC)」を支える
地域ゆらし隊
「こどもユレタキャラバン」は、安全性や正しい指導をするために、NPO法人「減災教育普及協会」が認定したYURETAの指導資格を持つ「地域ゆらし隊」にのみ指導が許されています。
「地域ゆらし隊」は、地域に居住する人々で構成され、地域に根ざした活動を行います。また、幼児から高齢者まで指導でき、地域の安全という共通の目標に向かって活動するため、地域のコミュニティ強化が期待できます。
地域ゆらし隊は随時募集しております。
指導資格等、詳しくはこちらまでお問い合わせ下さい。
企業スポンサー・パートナー募集
「こどもユレタキャラバン」は、保育園・幼稚園・小学校へ無償で提供され、地域企業や各団体が活動を支えています。
地域の子どもたちに災害から身を守るための減災教育を提供し、地域安全の基盤を強化する活動です。しかし、これらの活動には多額の費用がかかります。NPO法人「減災教育普及協会」は、主に寄付金や助成金によって運営されていますが、財政面においては常に厳しい状況にあります。そこで、皆様の企業からのご支援を賜りたく存じます。地域の未来である子ども「生きる力」を育むスポンサー・パートナー企業として、私たちと一緒に、地域の安全を向上させてください。